あさり事件 <後日談>

家に帰ってバケツの中を見たら貝が中からムニョーと身を出しているのを見て子供達がつまようじで突きさしているのを

「やめなさい、死んでしまったら食べられなくなるねんで。」と言って二日間砂ぬきのつもりで塩水を変えながら放置していたら、二日目の朝に

「真ちゃん、なんか変な臭いがする。」と家内から連絡があった。

「早く料理したほうがええんちゃうか。」と言うことでその日の夕食に家内がアサリの酒蒸しを作ってくれたのだが

「なんかウンコのような臭いがする。」

「家入ったらもう臭いねん。」とのこと。食卓にこの一品が並んだら本当に臭かった。

(でもアサリ掘ったのは僕やし、食わなあかん。)と思って食べたら食べれるんだけど口の中に臭いが残る。

(これは食べ過ぎたらアタリそうだな。)と思いながら1/3くらい食べた時点で力尽きた。子供たちは臭いをかいでからアサリには見向きもしない。

「ウンコの臭いがするから嫌。」とか言って

「もうお前たちは潮干狩りに連れてったらへん。アサリは掘らへんし、食べへんしとブチブチ言いながら、家内が

「アサリ、おかわりあるよー」という声に、

「もうお腹いっぱいです。」と臭いアサリ達は結局捨てられることになった。

皆さん、潮干狩りでとったアサリは当日に食べたほうがいいですよ(-_-)

上田 真太郎

広告

あさり事件

5月末の日曜日に家族で潮干狩りに行ってきた。

その1週間前に弟家族がバケツ2杯分のアサリをとって来ていたので、小さなバケツ1コでは、足りないと思って、大きなバケツとクーラーボックスを用意し前日からウキウキの戦闘モードに入っていた。

当日は曇り、お昼くらいに的形の海水浴場に到着、子供の友達家族と一緒にいよいよ潮干狩りスタート。30分位たったところでなんか思っていた潮干狩りと違う

「こんなに貝ってとれなかったっけ?」30分経ってまだ10個程度。

「こんなに深い所で貝掘ってたっけ?」短パンで海に入っていたら、短パンの裾はもちろんお尻まで海水でぬれる。それに貝を掘っている時波が来たら顔までぬれてしまう勢いだ。なんか違うなんか違うと思いながら貝を掘っていたら長男が

「寒いしお腹減ってきたからもう上がるわ。」

(おいおい君、まだ貝3コしか採っていないやないか。僕は、君がはしゃぎながらバケツ半分くらいの貝を掘りあててくれると期待してたのに。)と思って

「もうちょっと頑張ってや。」と言うとそこへクラゲが何匹か流されて来て、それを見て長男は完全に戦意喪失。

「うわークラゲや」

(そら海入っとったら、クラゲも流されてくるで。本当に根性ないなー。)と思っていたら、娘達も

「じゃあ、私達も上がるわ。」気付いたら僕と子供の友達のお父さんと二人っきり。何か雨はパラついてくるし。

「子供達が喜んでくれると思ったんですけどねー。」とおしゃべりしながら大人二人は完全にヘソあたりまで海に浸かりながら必死に貝を掘っていた。そのうち何か足先の感覚は、研ぎ澄まされていくのがわかってきた。足で砂を掘っていると何かコツンと触れると嬉しくて、そのお父さんと

「コハマさん(ハマグリ)ゲット。」と雨の中で頑張っているうち辺りは、数人のみに。

「ここまで来たらドクターストップ(奥さんたちが帰ろうと言うまで)かかるまで意地でも岸に上がらんときましょうね。」

「僕なんか、ここでドクターストップかかっても聞こえんふりして掘り続けますわ。」とか子供のようなことを言いながら4時間以上かけてバケツの1/4も、貝はとれませんでした。子供を喜ばせようと思って潮干狩りに行ったのに嬉しそうに貝を掘っていたのは僕だけでした。と言うお話しでした。

上田 真太郎